2012年3月9日金曜日

究極の筋量 vol.2 理解を超えたトレーニング。根性がためされる80年代のトレーニングとは?

究極の筋量を得るためには究極の鍛錬をその身に課さなければならない。
人間の理解を超える筋量をその身に纏うには人間の理解を超えるトレーニングを行わなければならない。わかるだろう?

限界を超える努力をしなければ限界などわかるはずもない。むしろ限界など考えずにトレーニングをするべきだ。脳のリミッターを解除するのだ。

トム・プラッツの規格外の大腿部はどうして作り上げられたのかって?
議論する必要もないだろう。
規格外のトレーニングを行ったから完成した珠玉の大腿部である。
1時間も連続でバーベルスクワットを行うボディビルダーが現在いるだろうか?

いない。

180kgのバーベルでフルスクワット50reps。キチガイだと思う前に出来る人間がいるのか?

だからトム・プラッツの脚を超える人間がいないのもうなずけるだろう。

サンプレイの宮畑会長と石井直方氏が45kgのダンベルショルダープレスを100回連続で交代しながらセットを繰り返していたのは有名な話だ。こんな気違いじみたトレーニングを行うものは他にはいない。

ミスター日本になるためにはどうすれば良いのか?
現ミスター日本の2倍苦しい練習すれば良い。

簡単なことだろう?

1980年代は狂気のトレーニングがもてはやされたボディビルトレーニングの黄金時代だ。
気の遠くなるような長時間のトレーニング、筋肉が張り裂けんばかりの高強度トレーニングなどなど。ウィダーのトレーニング法則もこの時代で確立されていったのだ。

そのなかでも極めつけはかつ最も単純だが最も難しい漸進性負荷の理論。つまりオーバーロードの原則であろう。

常に昨日の自分を超える努力をする。
これはトレーニングだけにおけるものではない。ボディビルの基本原則と言っても過言ではないだろう。

トレーニングにおいては常に前回の自分を超える努力をする。時間、重量、筋収縮の強度などなど。前回を超える要素はいくらでもある。

しかし、前回のトレーニングを超えること。これが難しい。
前回できたことができない。こういうこともあるだろう。

これをドリアン・イエーツは"言い訳"と言っていた。
完全な超回復のリズムを把握していればこんなことは起こらない。

インスティンクティブ・トレーニングもすべて前進するためのものでなくてはならない。
調子が悪いから身体の声を聴いて休もう(インスティンクティブ・トレーニング)
こんなのはただの怠慢だ。

食事についてもしかり。内臓も筋肉でできている以上、オーバーロードの原則に従い、食べる量、質ともに増大させていく必要がある。

当たり前の食事では当たり前の身体しかできないのだ。

手当たり次第に食料を詰め込めば良いというものではない。やはり3大原則であるタンパク質、炭水化物、脂肪をバランス良く、これを適切なタイミングで大量に体内に取り込み、吸収させなければならない。朝食抜きなんていうのはボディビルダーとしては最低だ。野菜は肉の3倍量を食べなければならない。いや、もっと食べても良いだろう。ビタミン、ミネラルは身体にとって重要な要素だ。

食事に関しては自然な食品からすべてを取ることを心がけたいものだ。量的に苦しいからとサプリメントに頼るようなことはあってはならない。

言っただろう。

規格外の身体が欲しいのであれば規格内のことをしていてはダメだ。

身体の声を聴くとは身体が欲しているものを的確に見極めるということ。

調子が悪ければ調子が悪い原因があるはずだ。
トレーニング。休息。回復。食事。
原因を見極め、改善し、次のトレーニングにフィードバックしていく。
トレーニングとは日々の積み重ねである。