2018年5月18日金曜日

究極の筋量 vol.59 インターバルトレーニングの勧め

タバタ式トレーニングというのをご存知だろうか?

20秒全力でon、10秒off つまり合計で30秒、これを8セット、4分間のインターバルトレーニングだ。

もともとこのトレーニングはスピードスケート界では有名でかの清水選手も現役時代にこのトレーニングを行っていたことは有名な話だ。
このトレーニングを行うときは固定自転車の下に毛布を敷いてからバイクを漕ぎ始めるのだそう。乳酸が身体中を駆け巡りのたうち回るトレーニングだからだ。

彼等の大腿部は尋常じゃない太さを有しているが、それに貢献しているトレーニングであることに間違いは無いだろう。

究極形態はこの4分間なのだけれど、そこまで最初からは追い込めない。
そんな人の為に少し軽めのトレーニングプログラムを考案してみた。

20秒全力疾走、40秒インターバル、つまり合計で1分を20セット、20分間のトレーニングだ。

使用するのはスピニングに使用する空回りしないペダルを有する固定自転車。
最初はこのプログラムでトレーニングを開始して見るのが良い。
兎に角息が上がる。勿論、気分も上がる。何よりトレーニング後の「やった感」が半端ではない。滅茶苦茶楽しいのだ。汗もかきまくるし、大腿部は強烈にパンプする。

心肺機能のトレーニングとしても最適。慣れてくれば休憩時間を徐々に短縮して行けば良い。

このトレーニングを続けていれば除脂肪体重は増え、体脂肪は明らかに減少し、心肺機能は向上し、少々のトレーニングでは息切れすることも無くなる。但し、きついトレーニングである事には間違いがない。

耐乳酸性を高めるトレーニングとしてこれ以上のものは無い、と断言できるトレーニングだ。