2012年12月21日金曜日

究極の筋量 vol.20 1hour non-stop trainning (一時間連続のトレーニング)

トレーニング時間が限られている。今日もごくわずかな時間しかトレーニングに裂けない。
社会人であればこんな悩みは一度ならずともあるはずだ。

過去のトレーニング記事を貪り読んでみるとアーノルド・シュワルツェネッガーの記事にこんなものがあった。

「今日のトレーニングはあれと、これと、それとを合わせて60セット。これを一時間で終わらそう、と思ってジムに入ると、余計なことを考える時間などはない。猛烈に筋肉を追い込んでいくだけだ。」

さらにはアーノルドのトレーニングは昔ながらのピラミッドセット法にスーパーセットを加えたもの。

徐々に重量を上げながらノンストップでトレーニングを推し進めていく。スーパーセットを用いることで、いま鍛えている筋肉とは反対側の筋肉は休んでいる。この仕組みを利用してノンストップトレーニングを可能にしているのだ。

ただし。

これを支えるのは人並み外れた心肺機能。つまりは日々の有酸素運動がこのノンストップトレーニングを支えている。短時間で追い込むアセンディングセットは猛烈なパンプをもたらす。

HIT(HIGH INTENSITY TRAINING)に始まる低ボリューム、高強度セットも良いだろう。しかし、アーノルドのやり方もかなりの強度であるし、そもそも、1セット法だけが"高強度"である、とは限らない。

強度の定義はごく個人的なものだ。

この一時間ノンストップのトレーニングをぜひ試してみて欲しい。
最初は自分の心肺機能の低さに愕然とするかもしれない。しかし、続けていくうちに心肺能力が上がり、ノンストップトレーニングを行っても呼吸が安定し始める。
余計なことは考えなくても良いのだ。自分の立てた計画、筋肉を発達させるためだけの作業をきっちりとこなす。

こうなると、あなたはトレーニング強度を大幅に増大させ、次から次へとセットをこなしていくことができるのだ。そうなれば、筋肉にとってははたまったものではない。なぜならば筋肉がNoと言ってもあなたがYesという限り、筋肉には地獄の責め苦のようなトレーニングが課せられる。

そう究極の筋量を得るためのペインゾーンへの扉がまさに開かれたのだ。