トレーニング時間が限られている。今日もごくわずかな時間しかトレーニングに裂けない。
社会人であればこんな悩みは一度ならずともあるはずだ。
過去のトレーニング記事を貪り読んでみるとアーノルド・シュワルツェネッガーの記事にこんなものがあった。
「今日のトレーニングはあれと、これと、それとを合わせて60セット。これを一時間で終わらそう、と思ってジムに入ると、余計なことを考える時間などはない。猛烈に筋肉を追い込んでいくだけだ。」
さらにはアーノルドのトレーニングは昔ながらのピラミッドセット法にスーパーセットを加えたもの。
徐々に重量を上げながらノンストップでトレーニングを推し進めていく。スーパーセットを用いることで、いま鍛えている筋肉とは反対側の筋肉は休んでいる。この仕組みを利用してノンストップトレーニングを可能にしているのだ。
ただし。
これを支えるのは人並み外れた心肺機能。つまりは日々の有酸素運動がこのノンストップトレーニングを支えている。短時間で追い込むアセンディングセットは猛烈なパンプをもたらす。
HIT(HIGH INTENSITY TRAINING)に始まる低ボリューム、高強度セットも良いだろう。しかし、アーノルドのやり方もかなりの強度であるし、そもそも、1セット法だけが"高強度"である、とは限らない。
強度の定義はごく個人的なものだ。
この一時間ノンストップのトレーニングをぜひ試してみて欲しい。
最初は自分の心肺機能の低さに愕然とするかもしれない。しかし、続けていくうちに心肺能力が上がり、ノンストップトレーニングを行っても呼吸が安定し始める。
余計なことは考えなくても良いのだ。自分の立てた計画、筋肉を発達させるためだけの作業をきっちりとこなす。
こうなると、あなたはトレーニング強度を大幅に増大させ、次から次へとセットをこなしていくことができるのだ。そうなれば、筋肉にとってははたまったものではない。なぜならば筋肉がNoと言ってもあなたがYesという限り、筋肉には地獄の責め苦のようなトレーニングが課せられる。
そう究極の筋量を得るためのペインゾーンへの扉がまさに開かれたのだ。
2012年12月21日金曜日
2012年12月8日土曜日
究極の筋量 vol.19 トップビルダーが行う究極のダンベル・ロウとは?
全日本選手権で活躍中の木澤選手のダンベル・ロウのフォームをビデオ、書籍(雑誌)で確認していたときに昔、マッスルアンドフィットネス誌に掲載されていたマイク・クインのダンベル・ロウのフォームに酷似していることを思い出した。
芝刈機のエンジンをかけるイメージ、とマイクは言っていたが、日常的に芝刈機がでてくるところがいかにもアメリカ。
ダンベルは直線的にではなく弧を描くような感じで広背筋下部めがけて引きつけると良いようだ。
マイク・クインのトレーニングは驚くほど初期のドリアン・イエーツのトレーニングに似ている。
ウォームアップセットを1セット、または2セット。筋肉が温まったと感じたら、極限重量で6repできる限界のものを扱う。これを数セット。当然、1セット目で扱えた重量は2セット目では使えないので、重量は少し落ちる。
これで、この種目はおしまい。
こんな感じで数種目。
2種目目は1種目目で筋肉が十分動かせる状態なので、動きの確認をしたあとはいきなりの高重量。
基本的にはディセンディング方式。トレーニングは一時間で終了。時計をみなくても体内のアミノ酸が枯渇した時点で感覚的にこうなるのだとか。
マイク・クインにしろメイク・メンツァーにしろ、マイクと名の付く人はみなヘヴィー・デューティ的なトレーニングを好むのだろうか?(笑)
ところでマイク・クインなのだが、私の好きなボディビルダーの一人。
Mr.USAで優勝したあとはMr.Olympiaに出場。いきなりイタリア・リミニで6位に入賞する。
脚部が少し弱いが空をも飛べそうな広背筋が武器。
トレーニングもパワーでガンガン攻めるもので短時間でオールアウト。
広背筋についてはチンニングはウォームアップとして。とにかくロウイングと言っていたのを思い出す。手足が短かったのでおそらくこうなったのだろう。
芝刈機のエンジンをかけるイメージ、とマイクは言っていたが、日常的に芝刈機がでてくるところがいかにもアメリカ。
ダンベルは直線的にではなく弧を描くような感じで広背筋下部めがけて引きつけると良いようだ。
マイク・クインのトレーニングは驚くほど初期のドリアン・イエーツのトレーニングに似ている。
ウォームアップセットを1セット、または2セット。筋肉が温まったと感じたら、極限重量で6repできる限界のものを扱う。これを数セット。当然、1セット目で扱えた重量は2セット目では使えないので、重量は少し落ちる。
これで、この種目はおしまい。
こんな感じで数種目。
2種目目は1種目目で筋肉が十分動かせる状態なので、動きの確認をしたあとはいきなりの高重量。
基本的にはディセンディング方式。トレーニングは一時間で終了。時計をみなくても体内のアミノ酸が枯渇した時点で感覚的にこうなるのだとか。
マイク・クインにしろメイク・メンツァーにしろ、マイクと名の付く人はみなヘヴィー・デューティ的なトレーニングを好むのだろうか?(笑)
ところでマイク・クインなのだが、私の好きなボディビルダーの一人。
Mr.USAで優勝したあとはMr.Olympiaに出場。いきなりイタリア・リミニで6位に入賞する。
脚部が少し弱いが空をも飛べそうな広背筋が武器。
トレーニングもパワーでガンガン攻めるもので短時間でオールアウト。
広背筋についてはチンニングはウォームアップとして。とにかくロウイングと言っていたのを思い出す。手足が短かったのでおそらくこうなったのだろう。
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