自宅でトレーニングをするのに「ジムでないとあのマシンがない・・・」などと言い訳をしていないか?自重トレーニングでも相当なことができる。
鴨居(かもい)に指を引っ掛けて懸垂ができるではないか。スクワットラックがなくてもバーベルをクリーンアンドプレスさえできればそれを担いでスクワットができる。
トレーニングとは創意工夫。ないものは作る。あるものを工夫して使う。昨今のトレーニーの甘さたるや・・・トホホである。
大胸筋内側を充実させるエクササイズをいろいろ試していたのだが、
オルタネイト・ダンベル・ベンチプレスはどうだろう。
普通のダンベルベンチプレスの要領ではあるが、片方を上げたときにはもう片方はボトムポジションでストレッチ。上げきったダンベルは通常、両手で行うとダンベルが当たるが、オルタネイトで行うことで、ダンベルを身体の中心まで持ってくる(つまり、こぶしの位置が身体の中心までくる)ことで、大胸筋内側をギュッと絞り込むことができる。
また、ボトムで待機している側は強制的にストレッチされた状態を保持しているので、筋緊張時間がおのずと長くなる訳だ。
これを続けることで私の大胸筋内側の筋肉量は充実しマスキュラーポーズをとったときの大胸筋のストリエーションはまさにシュレッディド!最高である。
さらにはダイヤモンド・プッシュアップ(要は両手を揃えての腕立て伏せ)をスーパーセットで行えば大胸筋内側に対してはかなりのパンプ感が得られる。
ペックデッキフライマシンなんかなくても、なんとでもなるさ。トレーニングは工夫次第。
また、最近ハマッているのがケトルベル・ベンチプレス。
ダンベルのように横幅がないので、ウエイト同士がぶつかり合うことがない。トップポジションで大胸筋を十分収縮させることができる。
そしてボトム・ポジションではダンベルよりもさらに大胸筋をストレッチすることができるのだ。
まるで、フライとプレスを同時に行っているような感覚。
ぜひ、試してみてほしい。強烈なパンプ感を得ることができるハズだ。