2012年4月21日土曜日

究極の筋量 vol.8 首の筋肉を極限まで鍛える。アマゾンネックを完成させろ!

昔のアイアンマン誌に出てくるキャッチコピー。これが想像力を掻き立てるのには良かったんだよなぁ。

「大地を揺るがせ!モンスターカーフ」「アナコンダの這う背中」「すべてを握りつぶせ!」
「スカイハイ・バイセップス」「デビルウイング」「タイタニック・トライセップス」

これを書いているだけでも各部位がパンプアップしてくる感じだ。

そんな中で「首」について書かれた記事はほとんどない。そこで、今回は究極の筋量を備えた身体には究極の首が必要不可欠であることを伝えたい。

そもそも、完全なる肉体のバランスの基準では首、上腕、カーフのすべてが同じサイズでなければならない、とされている。(筆者は首40cm、上腕42cm、カーフ45cm。いささかボトムヘビーだ。)

近年、目立った首を有しているのはハンマー投げの室伏選手であろう。
あの首の太さ!!耳の両側から盛り上がった首は僧帽筋まで幅を増して降りてゆく。前後左右と首を観察すると、正面から見た太さ(つまり幅)だけではない、前後の厚みも相当なものだ。

想像てみてほしい。ムッキムキに張ったTシャツからはみ出る盛り上がった上腕筋、前腕。
ピッチピチの大胸筋に張り裂けそうな広背筋。
そして丸首シャツからそびえるエンパイアステートビルのようなその「首」・・・。

これはジムではやりのニューファッションなマシンで得られる筋量ではない。

オールドスクールなトレーニングで得られるものだ。

もちろんレスラーブリッジは真っ先に行ってほしい。これは基本トレーニングだ。
そして、最近私がはまっているトレーニングはタオルを「噛んで行う」ネックフレクションだ。

タオルにプレートを通してその両端を噛む。そしてあらゆる方向に頭痛がするまでタオルフレクションを行うのだ。座って、寝て、両サイド、前後左右、ひねることもできる。
ヘッドストラップなどという陳腐な補助具にはたよらない。タオルを噛むというのがポイントだ。
噛むことで顎はアイソメトリック的に鍛えられる。もちろん、血管が絡み付く樹木、アマゾンネックの完成だ!

必要なのはタオルとプレートだけ。さぁ、アマゾンネックを完成させろ!
3ヵ月たって、シャツに首が通らなくなっても知らないぜ!