2017年6月23日金曜日

究極の筋量 vol.56 ベンチプレスのためにブリッジを作る(栄光に架ける橋)

究極の上半身を作るためにはベンチプレスは外せない。しかし、重量を増やして行く過程で訪れる怪我との戦い。

初心者の頃、面白いように伸びていた重量は頭打ちとなり、ベンチプレスは自分には向いていないのではないか、とさえ思うようになる。

と、ここでようやく自分がベンチプレスのことを考えて行っているのか、ということに気付く。グリップの幅、ベンチの幅、お尻の位置、肩甲骨をどのような位置とするか、呼吸。などなど。

すべての要素をコントロール、把握してそれを意識しながら、そして実際にはそれを意識することなく自然体で行えるように繰り返し動きを身体に沁み込ませて行く。

実のところ私はベンチプレスを行わない。ダンベルベンチプレスは行うのだけれど。一番の理由は肩関節の怪我である。ベンチプレスで強いられる肩の角度、手首の角度から何回も肩関節を痛め、ダンベルベンチプレスに切り替えたところ、今日まで怪我もなく筋量も増大している。

それでも伸び悩みはあったのだが、ブリッジの重要性に気が付いてフォームを見直してみた。お尻の位置、と足の位置でこれほどパワーをダンベルに伝えることができるようになるとは・・・。

この数か月、ダンベルベンチプレスを行うたびにレップスは増え、重量も増え続けているのだ。正直、筋肥大に関節が付いて来るかが心配な程。

そもそも、ブリッジを作る、というのは"橋を架ける"ということ。橋の強度を最も高める構造はアーチである。これは世界中の建築物を見てもわかることで、これを人体に、ベンチプレスに適用すれば最高強度の"橋"ができる訳である。

その状態で、両手に保持したバーベル(又はダンベル)をアーチの中間地点に降ろすことができれば、その重量は自然に上方へと持ち上がる。これは自然界の、自然のパワーでそのようになるのである。

具体的にどうするのか、ということについては個人差、個体差があるので、どうということは言えないが自分の身体を先ほど書いた"橋"の構造にどこまで近づけられるか。ということに尽きるのであろう。

合戸選手なんかは背中の下にパッドを敷いてこのフォームを作っていらっしゃるし、故マッスル北村さんも背中にパッドを敷いていたなぁ、と思い出しました。

メキメキと頭角を現している加藤直之選手なんかは体操経験を生かした身体の柔らかさでブリッジを構築されている。

要はそういうことなのだ。

これこそが強くなるための最良の方法なのだ。