2012年11月2日金曜日

究極の筋量 vol.18 大胸筋内側を鍛える3つの方法

自宅でトレーニングをするのに「ジムでないとあのマシンがない・・・」などと言い訳をしていないか?自重トレーニングでも相当なことができる。


鴨居(かもい)に指を引っ掛けて懸垂ができるではないか。スクワットラックがなくてもバーベルをクリーンアンドプレスさえできればそれを担いでスクワットができる。

トレーニングとは創意工夫。ないものは作る。あるものを工夫して使う。昨今のトレーニーの甘さたるや・・・トホホである。



大胸筋内側を充実させるエクササイズをいろいろ試していたのだが、

オルタネイト・ダンベル・ベンチプレスはどうだろう。



普通のダンベルベンチプレスの要領ではあるが、片方を上げたときにはもう片方はボトムポジションでストレッチ。上げきったダンベルは通常、両手で行うとダンベルが当たるが、オルタネイトで行うことで、ダンベルを身体の中心まで持ってくる(つまり、こぶしの位置が身体の中心までくる)ことで、大胸筋内側をギュッと絞り込むことができる。



また、ボトムで待機している側は強制的にストレッチされた状態を保持しているので、筋緊張時間がおのずと長くなる訳だ。

これを続けることで私の大胸筋内側の筋肉量は充実しマスキュラーポーズをとったときの大胸筋のストリエーションはまさにシュレッディド!最高である。



さらにはダイヤモンド・プッシュアップ(要は両手を揃えての腕立て伏せ)をスーパーセットで行えば大胸筋内側に対してはかなりのパンプ感が得られる。
ペックデッキフライマシンなんかなくても、なんとでもなるさ。トレーニングは工夫次第。



また、最近ハマッているのがケトルベル・ベンチプレス。
ダンベルのように横幅がないので、ウエイト同士がぶつかり合うことがない。トップポジションで大胸筋を十分収縮させることができる。
そしてボトム・ポジションではダンベルよりもさらに大胸筋をストレッチすることができるのだ。
まるで、フライとプレスを同時に行っているような感覚。

ぜひ、試してみてほしい。強烈なパンプ感を得ることができるハズだ。



究極の筋量 vol.17 加圧トレーニングで究極のパンプアップ!

2ヵ月ほど前に高重量のバーベルプルオーバーを行っていた最中に左の肘を痛めた。
重量調節式ダンベルで自宅でできる最高重量が50kg。
パワーブロックで片方42kg。
ツーハンズダンベルプオーバーでもよかったのだが、いつもと違う刺激をもとめて高重量のバーベルプルオーバーにトライしたのが怪我の原因。

痛めた直後はよかったのだが、日々の肉体労働とトレーニングで痛みが慢性化。

思うようなトレーニングができない日々が続いたので、これはいかん、ということで加圧トレーニング。

加圧トレーニング発案者の佐藤氏の実験によれば痛めた部分も加圧トレーニングを続けることで、痛めた時以上に回復させている文献が見て取れたので、これはスゴイ。

そして、現在。佐藤氏のおっしゃる通り肘の痛みは減り(まだ完全ではないが)、使用重量こそ軽めではあるが、全身のトレーニングは問題なくできる。

さらに、トレーニング時のパンプ感がものすごい。そして加圧ベルトを外した時の血流が一気に来る感覚。

うーん。佐藤氏恐るべし。

筋緊張時間を長くする、という最近のはやりから考えても、加圧トレーニングの理論は的を得ている。筋肉を自在にデザインし身に纏うということが簡単にできる、と何かに書いてあったがあながち根拠のない話ではない。

そもそも、究極のトレーニングとは究極の筋肉を身に纏うというもの。成長ホルモンを最大限に出させる、スーパーパンプをもたらす加圧トレーニングに賭けてみても良いかも知れない・・・。