気温氷点下2度・・・。
窓の外には雪が降っている。朝、軽めの食事を済ませると私は外に出た。
ホームジムは外だ。朝焼けの中、凍てつくバーベルを握りしめる。
今日は腕の日だ。腕だけをトレーニングする日を設けることで、背中、肩、胸のトレーニング時の筋出力がアップし、腕(ウィークリンク)が先に疲労してプレスできない、などということがなくなる。
ウェアを着込んでナロウベンチプレスから始める。
動き続けないと寒いので、こんな日はスーパーセットで腕の筋肉を苛め抜く。
レップに次ぐレップ。
一時間のトレーニングを終えるころには身体からは湯気が立ち上り、汗が滴るほどだ。相変わらず雪は降り続き、トレーニングノートにところどころ染みをつくる。
冬は極寒でのトレーニングだが、これが真夏ともなると、過酷を極める。酷暑との戦い。
こんな環境でトレーニングをしているので、先日、某トレーニングジムにビジターで訪れたところ、あまりの快適さに驚いた。
逆に、こんな甘っちょろいところでトレーニングと言えるのか・・・。音楽がなり、男女が入り乱れ、会話をしながら軽いトレーニング。こんなことで究極の筋量を身に纏うことができるのか?
究極の筋量を得るためにはただ一つ。究極のトレーニングをその身に課すしかないのだ。